イチロー(49)が、侍ジャパンが優勝した今回のWBCについて、アリゾナ州ピオリアのキャンプ施設で感動的な言葉を語った。
[目次]
- イチロー、WBC成長の実感と感慨
- 大谷とトラウトの対決、国際試合の醍醐味
- ダルビッシュの熱い思い、後輩たちへの託すバトン
イチロー、WBC成長の実感と感慨
06年の第1回大会、09年の第2回大会で連覇の立役者となったイチローは、今大会について「マイアミでの試合を何試合かテレビで観た。お客さんも連日満員だったし、中南米の選手たちの気持ちの入り方を見れば(盛況ぶりは)明らかだった。2006年からわずか17年でここまできたんだな、と現場にいなくても感じることができた。感慨深かったです」と語り、大会が成長していることを実感し喜んでいる様子だった。
大谷とトラウトの対決、国際試合の醍醐味
侍ジャパンが3大会ぶり3度目の優勝を飾った瞬間である大谷とトラウトの対決については、「それはこの大会でしか見られないもの。最近は誰対誰という勝負がなかなか見られない中、この大会の最後にそれが観られたのは良かった。国を代表して戦う、この大会の醍醐味でもあると思います」と熱く語った。
ダルビッシュの熱い思い、後輩たちへの託すバトン
そして、イチローが今回、最も感銘を受けたのは09年の盟友でもあるダルビッシュの言動、思い、行動だった。「今回何より嬉しかったのは、ダルが日本代表の招集日初日から参加してくれたこと。2009年の最後のメンバーですから。もちろん次回も代表メンバーに入る状態にあってほしいですけど、後輩たちが今回のダルの思いをつなげていってほしい」と語り、ダルビッシュがその思いを受け継ぎ、チームのために懸命に動いたことに喜びを感じた。
このように、イチローさんは侍ジャパンの新たな世界制覇への道に対する期待を語り、後輩たちへの熱いエールを送った。彼の言葉は、次世代の侍ジャパンが繋いでいく感動の連鎖を予感させるものとなっている。
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